ECCELL主催　第3回子ども学シンポジウム「今、子どもが育つ環境を考えるⅡ」

　ECCELL（エクセル）では、昨年度に引き続き公開シンポジウムを開催いたします。今年度より名称を「子ども学シンポジウム」とし、現代社会における「子ども」の状況を多面的に見つめ、‘何が問題なのか?何ができるのか’を共に考えたいと思います。今年度のテーマは「子どもが育つ環境」です。

第3回シンポジウムは、第1回（3/13）にご講演予定でした村山祐一氏をお招きしての開催です。
現在進められている「子ども?子育て新システム」に向けた保育制度変革は、日本がこれまで地道に積み上げてきた乳幼児の保育?教育の経験と実績を、正当に評価し引き継ぐものとなっているでしょうか。少子化を阻むどころか、乳幼児の育つ環境の質がさらに危機に瀕しているようにも見受けられます。この制度変革の根本的問題はどこにあるのか、子どもの最善の利益を真摯に追求する改革の方向とは本来どのようなものであるべきなのかを問いつつ、現在の私たちの足場を見つめ直したいと思います。また、認定こども園の現場における状況についても具体的に考えていきたいと思います。みなさまのご参加をお待ちしております。

※「乳幼児教育を基軸とした生涯学習モデルの構築」事業（ECCELL）は、平成22年度より6ヶ年計画で推進される特別経費による教育研究プロジェクトです。乳幼児、学生、社会人が共に学び自らの成長を探求する場の創造を目指しています。

日　時：	2011年12月18日（日）　13：30?16：30
場　所：	お茶の水女子大学　本館3階306室 会場マップはこちら （⇐画像をクリックすると拡大地図が表示されます。）
主　催：	ECCELL
テーマ：	「今、子どもが育つ環境を考えるU　?現代の保育制度変革の中で起こっていること?」
登壇者：	＜講演 1＞ 村山祐一氏（帝京大学　教授） ＜講演 2＞ 渡辺英則氏（認定こども園　ゆうゆうのもり幼保園　園長）
参加費：	無料