化学科講演会?糖鎖科学教育研究センターセミナー「分子相同性による自己免疫病の発症機序」を開催します。
これまで自己免疫病発症における分子相同性の研究は、ペプチドに対する自己反 応性T細胞に主として目が向けられていたため、
分子相同性仮説の立証には至りませんでした。演者は、微生物感染後に発症する自己免疫性疾患の病態生理を解明すべく研究に取り組んできました。
そして、糖脂質の糖鎖に対する自己抗体という別の着眼点から切り込むことにより、分子相同性仮説を完全に証明し、
糖鎖相同性によって自己免疫病が発症しうることを示しました。
そうした研究の経緯を披露し、若き研究者の参考にしていただきたいと願っています。
学内ならびに学外の学生?教職員?一般の皆様、来聴歓迎
※事前申し込みは不要。
参考文献
Yuki N, Hartung HP. Guillain-Barr syndrome. N Engl J Med 2012.
Yuki Guillain-Barr syndrome and anti-ganglioside antibodies:
a clinician-scientist's journey. Proc Jpn Acad Ser B Phys Biol Sci. 2012
日時 | 2013年9月9日(月曜日)14:00?15:00 |
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場所 | お茶の水女子大学 理学部1号館 415室 (化学第一講義室) |
講師 | シンガポール国立大学医学部内科 結城伸泰 教授 |
主催 | お茶の水女子大学 糖鎖科学教育研究センター |
問合せ先 | 人間文化創成科学研究科 糖鎖科学教育研究センター 小川 温子 E-mail: |
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