bet36フ衲ヤレマ゚_10betフ衲-。セホィメサハレネィヘユセ。ソ@

ヘシニャ


 HOME>活動報告>モンゴル
 

11月11日金曜日

10:00〜 附属小学校訪問

出席者;Batdelger先生、トヤーさん(一橋大学院生、通訳)、 清水由紀先生(開発途上国女子教育協力センター講師)、中村(インターン)

附属小学校の流田副校長により、パンフレットを用いて小学校の概要についてお話をうかがいました。Batdelger先生は説明の中では小学校の「総合的な学習の時間」について興味を持たれていました。他にも、文部科学省の研究開発校として行ったプロジェクトについて、ほかの学校への影響やどれくらいの時間を使っているのか、また期間についてなど多くの質問をされ、ご自身の経験と比較して、深く考えられているようでした。

そのほかにも、小学校教員の出身大学についても興味をもたれていたのが印象的でした。また、教育実習の期間について、モンゴルと同じくらいであるとおしゃっていました。説明が終わると、モンゴルのおはじきの様子を紹介されたりして、終始なごやかな雰囲気でした。

 その後のクラス見学において、Batdelger先生は低学年の「オープンスペース(教室間の仕切りがほとんどない配置)」について画期的であるとおっしゃっていました。また、小学校の訪問は始めてであったようで、とても感慨深く思っていらっしゃいました。

 また、モンゴルと日本の違いについて、国語算数等の学問以外の音楽や体育について日本がとても力を入れていることに、驚かれていらっしゃり、モンゴルのカリキュラムについて見直す必要があるとおしゃっておられました。体育を見学された先生は、半そで半ズボンの子ども達を見て、「モンゴルでは体育の時間に半そで半ズボンだと親が怒る(風邪を引くということで)」とおっしゃっていました。音楽の時間を鑑賞された先生は、熱心に演奏する子どもたちを見て、「まるでコンサートみたいであった」とおしゃっておられました。

 のびのびと学校生活を送る子どもたちを見て、Batdelger先生は生徒と先生の関係がすばらしいと感じたとのことでした。また、子どもの評価についてもかなり興味を持っていて、「日本の先生は知識の獲得面で評価のみならず、その子のやる気なども重視している」とコメントされました。加えて、通知表の評価の仕方についても副校長にたずねていらっしゃいました。

13:30〜 最終ミーティング

出席者;Batdelger先生、トヤーさん(一橋大学院生、通訳)、浜野先生(開発途上国女子協力セン ター)松井由佳さん(RA),中村(インターン)

 今回の報告を含めたミーティングを最後にされました。滞在中の写真を使ったプレゼン形式の発表でした。Batdelger先生は「今回の滞在がとても有意義であった」とおしゃっていて、自分以外のモンゴルの研究者が日本にもっと受け入れられてほしいとおしゃっていました。私自身もっと、お互いの意見情報交換をしていくことが必要になってくると思いました。セミナーを含め、今回の滞在が、幼児教育における更なる国際間の協力の助長になることを期待します。

 

報告:中村香菜恵(インターン)

前へ(11月10日)←  
 

お茶の水女子大学
開発途上国女子教育協力センター

乳幼児保育協力研究実践部門

 

管理者:お茶の水女子大学国際・学術課 →お茶の水女子大学のホームページへ