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ヘシニャ

 
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【スリランカの教育概況】

 
 

南西アジアに位置し、スリランカはシンハラ語で「聖なる島」または「美しい島」を意味する。国土は、北海道の0.8倍の広さで、高温多湿の熱帯モンスーン気候である。人口は、2,000万人弱でシンハラ人を多数派とし、スリランカタミール人・インドタミール人などが集まって住んでいる。

 

1948年の独立以来、人的資源開発を重点課題として取り組んできたため、教育・医療は無償で提供されている。そのため、初等教育は、1985年には、完全普及を達成している。しかし、学校設備の状況、教科書や教育資機材の有無、教師の質などの地位間格差、進学できる大学数の不足などが、高い就学率のわりに、経済活動の促進へとつながっていない状況もある。

 

保護者は教育に熱心で、少しでもより良い学校環境のところに子どもを送ろうとして、過度な受験社会が形成されている。特に、英語教育に熱心で、地方においても“International School”の看板があり、英語を教える塾的な施設が多く見受けられた。その背景に、海外、主に中近東で出稼ぎをして外貨を得ているという状況がある。

 

現在、スリランカ政府は「6ヵ年開発計画(2002−2007年)」の教育分野のなかで、「初等中等学校、特に地方校の施設の改善による就学率の向上」を謳っており、地方の学校施設の改善に取り組む意欲がある。しかし、日本の援助などによって施設改善された学校に人気が集まり、古い施設の学校には人が集まらないという問題も抱えている。

 

お茶の水女子大学
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