bet36体育在线_10bet体育-【唯一授权网站】@

图片

ページの本文です。

平成29年度「第3回 黒田チカ賞」選考結果報告

2018年3月12日更新

平成29(2017)年度「第3回 黒田チカ賞」選考結果報告

黒田チカ賞選考委員会委員長
お茶の水女子大学理学部長 山田眞二

第3回黒田チカ賞選考委員会は慎重に審議を行った結果、下記の2氏を、黒田チカ賞候補者として本学学長に推薦し了承を得ました。

  • 「黒田チカ賞」設立趣旨についてはこちらをご覧下さい

黒田チカ賞

秋山央子 氏(理化学研究所脳科学総合研究センター神経膜機能研究チーム研究員)

業績「新規糖化ステロールの発見と生理作用の解析に関する研究」

 秋山氏は本学大学院人間文化創成科学研究科研究科博士後期課程ライフサイエンス専攻を修了後は本学リサーチフェローとして、さらに理化学研究所基礎科学特別研究員として「熱ストレス応答に関与する新規コレステリルグルコシド合成酵素の同定および脳における新規糖化ステロール群の解析」に関する研究を行った。平成28年4月より、理化学研究所脳科学総合研究センター神経膜機能研究チーム研究員として「脳における新規糖化ステロールの代謝機構および生理作用の解析」に関する研究を精力的に行っており、本選考委員会は今後の益々の活躍が期待される若手女性研究者として第3回黒田チカ賞に選考した。

黒田チカ賞

内川瑛美子 氏(テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンターポストドクトラルフェロー)

業績「抗ウイルスパターン認識受容体LGP2とMDA5のdsRNA結合構造の解析に関する研究」

 内川氏は本学大学院人間文化創成科学研究科研究科博士後期課程理学専攻を平成23年3月に修了したが、博士後期課程在学中に湯浅年子記念特別研究員に選ばれ、仏国政府給付留学生としてストラスブール大学に1年間の研究留学を行いストラスブール大学との共同博士学位を取得している。学位取得後は、若手研究者海外派遣プログラムフェローとしてストラスブール大学分子生物遺伝学研究所にて研究を行い、平成24年から平成29年まで、欧州分子生物学研究所にてポストドクトラルフェローとして、「抗ウイルスパターン認識受容体LGP2とMDA5のdsRNA結合構造の解析」研究に従事し、国際的に高い評価を受けている。現在は、テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンターのポストドクトラルフェローとして研究の幅を広げるべく引き続き国際的な場で研究活動を続けており、本選考委員会は今後の益々の活躍が期待される若手女性研究者として第3回黒田チカ賞に選考した。