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2020年9月30日更新
今年度から始まった「伝統芸能×未来」プロジェクト。その一つとして、新時代の歌舞伎の担い手として精力的に活動していらっしゃる中村勘九郎さんを講師にお迎えし、Zoomによる特別講義を開催することになりました。歌舞伎のこと、他のお仕事のこと、日々の暮らしのこと――皆さんが興味を持っていることを、勘九郎さんにうかがってみませんか?
参加にあたって必要なのは歌舞伎への興味のみで、学部?専攻や観劇経験の如何は問いません。勘九郎さんとの対話を通じて、各々の関心から歌舞伎の魅力を知るとともに、それを皆で共有する場にします。
古典芸能の伝承者として、また、現代に生きる演劇としての歌舞伎の発信者としてご活躍でいらっしゃるのみならず、フィールドを越えて様々な挑戦をなさっている勘九郎さんと対話する機会は、皆さんにとって大変貴重な経験となることとでしょう。その経験が、ひいては伝統芸能を未来へと繋ぐ一助になればと願っています。どうぞふるってご応募ください。
中村勘九郎(歌舞伎俳優)
1981年(昭和56年)10月31日生まれ、十八代目中村勘三郎の長男。
1986年(昭和61年)1月歌舞伎座『盛綱陣屋』の小三郎で初お目見得。
翌1987年(昭和62年)1月『門出二人桃太郎』の兄の桃太郎で二代目中村勘太郎を名乗り初舞台。
2012年(平成24年)3月新橋演舞場『土蜘』僧智籌実は土蜘の精、『春興鏡獅子』の小姓弥生後に獅子の精などで六代目中村勘九郎を襲名。
数々の歌舞伎に出演する一方で、野田秀樹演出「走れメルス」(04)、G2演出「おくりびと」(10)、三谷幸喜演出「ろくでなし啄木」(11)、堤幸彦演出「真田十勇士」(14)など錚々たる演出家の舞台にも出演。
映画やドラマでも活躍し、「新選組!」(04)、「禅 ZEN」(09)、「清須会議」(13)、「真田十勇士」(16)、「銀魂」(17)「銀魂2」(18)の他、19年のNHK大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺(ばなし)」では主役の一人を演じた。
日 時 |
2020年11月5日(木)13:30~14:45 *休講日 |
会 場 | Zoomミーティングによるオンライン開催 |
講 師 |
中村勘九郎(歌舞伎俳優) 埋忠美沙(司会、基幹研究院〈人文科学系〉准教授) |
対 象 | お茶の水女子大学 大学生?大学院生(定員30名程度) |
以下を了承のうえお申し込みください
日 時 | 2020年10月24日(土)10:30~12:30 |
会 場 |
Zoomミーティング |
講 師 |
埋忠美沙(基幹研究院〈人文科学系〉准教授) |
参加者の顔合わせをし、歌舞伎の基本を学びます。
「特別講義」受講者は参加必須です(テストなどはおこないません)。
内 容 | 特別講義を編集のうえ後日配信(一度のみ、学内限定) |
時 期 | 2020年11月下旬(予定) |
対 象 |
お茶の水女子大学 大学生?大学院生(定員約30名) |
申込期間 |
2020年10月1日(木)~9日(金)18:00 |
主 催 | お茶の水女子大学 |
協 力 | 株式会社ファーンウッド |
連絡先 |
「未来へつなぐ伝統芸能」(「伝統芸能×未来」プロジェクト) |
担 当 |
埋忠美沙(基幹研究院〈人文科学系〉准教授) |