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HOME > コラム・現場の声 > 授業案内 > 生命と環境 5 生命と環境の化学
今野 美智子教授
        
生命と環境 5 生命と環境の化学
クラス
 全学科
履修年次  1 〜 4年
授業形態  講義
単位数  2.0
学期  前期
曜日  金曜
時限  3.0〜4.0
教室  共通講義棟1号館
 102室
読替  化学入門
 (基礎講義科目)
H奇数年度開講
色・音・香1分子からみた色と香りと交互に開講
生命と環境 5 生命と環境の化学:今野 美智子[理学部 化学科]
LA科目を担当して
 私は生命科学の研究をやってきましたから、「生命と環境」というテーマについては話したいことでした。
 生命の誕生の謎は未だ解明されていません。また、その生命が危機にさらされていること、つまり環境問題を考えることはとても重要なことです。テーマ内の話題は多岐にわたっているので、この授業では3つの小テーマ(「宇宙について」「生命科学について」「温暖化について」)を設けました。各テーマ毎にレポートを提出してもらいましたが、それぞれ独自の観点で考えてくれていて、とても興味深いものでした。授業毎に感想を書いてもらっていたのですが、「興味がわく」「初めて知った」「面白い」と、それぞれ「何か」を感じとってくれていて、毎回楽しみでした。
学生の皆さんへ
 生命がどのようにして地球上に誕生したか、そして環境問題というのは21世紀の解くべき問題です。
 授業では最新の話題をいろいろ取り上げて、まずは知ってもらい、皆さんに興味を持って欲しいと思っています。そして、若い人達にこれらの問題を考えて欲しい。また、活躍につなげて欲しいですね。是非、ノーベル賞をとるような女性になってください。
授業(潜入ルポ?!)
 この日の授業は3つの小テーマの「地球温暖化について」でした。“科学の目で見る”という言葉どおり、数値やグラフなどデータに基づき温暖化の実態を目の当たりにする内容でした。温暖化の原因を探る仮説も、概念的ではなく、理路整然とした根拠のあるもので、リアルに問題を考えられるところがサイエンスの力なのかなと思いました。リアルに考えられるから、現実味のある対応策・解決法を生み出すことができる。そんな科学の力が社会に必要な意味がわかる授業でした。
取材(文・写真):教育企画チーム 首藤三和
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