最上善広研究室が 日本動物学会 平成24年度 Zoological Science Award を受賞
2012年9月13日更新
最上善広研究室(理学部生物学科)が、2012年9月13日に、公益社団法人日本動物学会より、日本動物学会平成24年度 Zoological Science Award (学会誌論文賞)を授与されました。
この賞は動物学研究の活性化を図る目的で、当該年度内に学会誌である Zoological Science に掲載された論文のうち、特に優れた論文に授与されます。
最上研究室の研究は、「原生生物(テトラヒメナ、クラミドモナス)を用いて、航空機の弾道飛行実験により、生物対流パターンに重力が重要なことを明らかにした論文であり、密度や懸濁液の深さなどの実験要因を十分に検討し、あまり理解されていない生物対流という現象の一面を捉えた点で重要である」ことが評価され受賞しました。
- 受賞した論文のタイトルは、以下のとおりです。
- Kage A., Asato E., Chiba Y., Wada Y., Katsu-Kimura Y., Kubota A., Sawai S., Niihori M., Baba S.A. and Mogami Y. Gravity-Dependent Changes in Bioconvection of Tetrahymena and Chlamydomonas during Parabolic Flight: Increases in Wave Number Induced by Pre- and Post-Parabola Hypergravity. Zool. Sci., 28, 206-214.2011