事業概要‐幼児教育研究協力部門‐
お茶の水女子大学は、文部科学省が2003年6月に発足させた「拠点システム事業」において、「経験の浅い分野」としての「幼児教育(就学前教育)分野」の拠点となるよう要請されました。当センターでは、我国の幼児教育分野における国際協力を活性化し、体系的に推進していくための基盤を形成することを目的とし、国際
協力機構(JICA)、NGO等とのネットワークをベースに、下記のような事業を行っています
(※)。
T 開発途上国における幼児教育の現状と国際協力の動向に関する調査
・アジアの開発途上国(マレーシア、スリランカ、カンボジア、ベトナム、パキスタン、ネパール等)における現地視察調査
・JICA・国際機関・NGO・大学関係者等への聞き取り調査
U 幼児教育における理論と実践の集約化および実用化
・国内外の学術論文、紀要、報告書等の収集およびデータベース化
・日本の幼児教育に関する倫理と実践を整理した『幼児教育ハンドブック(Early Childhood Education
Handbook)』の作成(日本語版・英語版)
・日本の幼児教育に関する「映像資料」「歴史資料」の作成
V 開発途上国の教育省関係者および現職教員を対象とした研修の実施
・効果的な研修プログラムの開発
・ネパール教育省ECD担当者の来日研修プログラムの実施
・スリランカにおける現職教員研修の実施
・ベトナム教育省ECD担当者の来日研修プログラムの実施
・モンゴル幼児教育研究者の来日研修プログラムの実施
W 情報発信およびネットワークの形成
・セミナーの開催(年5〜7回)
・シンポジウムの開催(年1回)
・ホームページによる当センターの活動に関する情報発信および国際協力に関する情報交換
※幼児教育研究部門の詳細はこちらをご覧ください。
女子教育研究協力部門についてはこちら
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