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2021年12月18日更新
お茶の水女子大学のある東京で外国人留学生が生活する場合、学費、アパートなどの家賃などを含めた1か月の生活費はおよそ158,000円(国公私立大学の全国平均額)程度です。
お茶の水女子大学には3つの学生宿舎があり、正規学生(学部生?大学院生)、国費留学生、交換留学生は入居することが可能です。それぞれの学生宿舎で入居の条件が異なりますので、ご確認ください。
お茶大SCC (Student Community Commons) |
音羽館 | 小石川寮 | |
---|---|---|---|
対象学生 | 主に学部1?2年生 | 学部生?外国人留学生 | 日本人大学院生 |
お茶の水女子大学が始まる4月に入居する場合、原則として入居募集は12月ごろから開始します。入居希望者が多いため、必ず入居できるわけではありません。寮の詳細や申し込み方法はリンク先で確認できます。
海外や日本の東京周辺以外の地域からお茶の水女子大学に入学する学生の多くは、民間が経営するアパートを借りて生活しています。
東京では、キッチン付きで約20平方メートル程度の広さの部屋を借りることが多く、賃料は月額40,000円~80,000円程度です。様々な条件、特に駅からの距離、築年数、間取り、設備などで賃料は大きく変わりますので、自分の条件に合わせて選んでください。
東京周辺でアパートなどを借りる場合、契約する際に、下記のような費用がかかることが多いです。物件や不動産業者によって条件が変わる場合がありますので、契約する前に、かならず確認してください。
一般的に必要になる費用(かからない場合もあります)
(1)敷金(賃料の1~2か月分)
(2)礼金(賃料の1~2か月分)
(3)仲介手数料(賃料の1か月分)
(4)賃料(1か月分を前払いします)
(5)管理費(1か月分を前払いします)
物件によっては必要になる費用
(6)火災保険料
(7)保証料
(8)鍵の交換費用
これらの費用を契約の際に支払う必要がありますので、賃料(+管理費)の約6か月分の支払いが目安になります。またほとんどの場合、家具や照明器具、家電、カーテンなどは付いていません。ご自分でご用意ください。
契約後は毎月の賃料(+管理費)のみを支払います。通常、契約には契約期間があり、一般的に2年間です。
2年以上住み続けたい場合は、2年経過した時点で更新料を支払います。契約更新料として賃料1か月分を貸主に支払い、仲介業者に更新手数料を支払うのが一般的です。更新時に賃料の見直しが行われることもあります。
これらについては、アパートを借りる際の契約条件の中に含まれます。契約時に説明されるはずですので、よく聞いて理解しておいてください。
【例】賃料月額60,000円、管理費5,000円のアパートに入居する際に支払う費用(契約時のみ)
(敷金、礼金共に2か月分、仲介手数料1か月分が条件の場合)
費用項目 | 金額(円) | 備考 | |
---|---|---|---|
1 | 敷金 | 120,000 | |
2 | 礼金 | 120,000 | |
3 | 仲介手数料 | 60,000 | |
4 | 当月の賃料 | 60,000 | 前払い |
5 | 当月の管理費 | 5,000 | 前払い |
6 | 火災保険料 | 15,000 | |
7 | 鍵の交換手数料 | 12,000 | |
合計 | 392,000 | この他に家具、家電、カーテンなどの諸費用がかかります。 |
お茶の水女子大学の学生キャリア支援センターでは大学付近にあるアパートの物件情報を閲覧することができます。しかし、紹介?仲介業務は行っていませんので、実際にアパートなどを借りる場合には、お茶の水女子大学消費生活協同組合(大学生協)に相談するか、直接近隣の不動産業者を訪れるか、インターネットなどで物件情報を探してください。大学生協は、大学内にあり、不動産業者を紹介しています。
アパートを探す際には、日本語での対応や日本語で情報を確認することが必要となりますので、日本人の友人?知人、日本の事情に詳しい外国人留学生の先輩などに相談しながら決めるとよいでしょう。物件を実際に見学して、周りの環境や騒音などを確認するのも大切です。
日本ではアパートの賃貸契約をする際、連帯保証人が必要です。連帯保証人とは、借りる人に代わって債務を請け負う人で、独立した家計を支える収入のある人が条件です。日本国内にそのような親類?知人がいない場合には、「留学生住宅総合補償制度」を利用して、大学を連帯保証人とすることができます。またこの制度により、日常生活の賠償責任などを含む損害保険にも加入できます。ご希望の方は国際課留学生係にお問い合わせください。制度の詳細についてはリンク先をご覧ください。